被告人…20代女。
薬物に手を出す人は、大抵は一つの種類に絞り込む。でもこの女は全部やってた。大麻、覚せい剤、麻薬、コカイン、MDMA全部やったらしい。スゲー。
「性交するとき」「リラックスしたいとき」「遊びにいくとき」
主に大麻を使用していて、効き目がなくなったり、気分転換したいときに他の薬物に手を出した。コカインは大麻の効き目を倍増させた。
大麻はツイッター経由で入手した。法廷で取引をした具体的なアカウント名を答えていたため、後日その名前を調べてみるとアカウントはまだ存在していた。
これにもビックリしたが、「お野菜」「手押し」とかで検索してみると、違法アカウントがでるわ、でるわ…。「大麻は合法にすべきだ」、「むしろ酒よりタバコより体にいいもんだ」、「アメリカじゃ許されてるぞっ」ていい放題のアカウントたち。
被告も「大麻はほんまに悪くないんで合法化して欲しい」「大麻輸入者になりたい」と呟いていた。
簡単にDMでやり取りをし、銀行に振込み、レターパックで郵送される。だから手を出しやすいし、依存していく。これ全然問題になってないけど大丈夫なのかな。笑
情状証人は姉と父。
父…離婚して寂しい思いをさせた。俺が悪い…。
姉…これからしっかりと監督していく。
被告は薬物を買うために風俗で働いた。
詳細を父と姉に聞かれるイカつい展開。
弁護人「今回の件でお姉さんに迷惑をかけましたね」
被告人「本当に申し訳ないです」
弁護人「後ろの傍聴席にいるお姉さんに向かって言ってみては?」
被告人「(後ろを振り向いて)本当に…ごめんね…」
姉「(首を横に振ってううん、みたいな素ぶり)」
薬物中毒から抜け出せるのかな。わたしゃ無理だと思う。
求刑1年6ヶ月。判決知らないけど、執行猶予ついたんだろうなあ〜。
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