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和歌山カレー事件の跡地

この事件が冤罪だと言うんならメディアが冤罪を作り出したことになる。

この事件の冤罪が晴れるのならメディアが晴らしたんだろう。


和歌山駅から大阪方面の電車へ乗ると、少ししたところで見晴らしの気持ちいい河川敷が見えてくる。


和歌山カレー事件が発生したのは、この河川敷からほど近い住宅街の中だった。

事件から20年経過し、会場があった土地の一部には家も建ってこぢんまりとしていた。





リアル刃牙の家だった林宅は事件後に放火された事によって倒壊。

真っさらになっていた。










自宅の南側には細い道がある。

ここに報道陣は脚立を並べ、シャッターチャンスを狙った。




近頃は長男が積極的にSNSやメディアに登場して母親の冤罪を訴えている。

状況証拠のみで有罪になった事で彼の訴えに頷く人も多くいる。



母親が無罪を主張する根拠として「私は詐欺師なんだから利益にならない殺人など犯すわけがない」というのがある。

犯罪者が自己弁護をする時にこういった手法は割と使われる。

妙に説得力があるが、本質からズラされた気分になるのでこのタイプの言い訳はイヤなカンジがする。



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