top of page

保釈の契約書とグレーな部分

  • 執筆者の写真: px
    px
  • 2019年9月16日
  • 読了時間: 1分

更新日:2019年10月9日

電車の中で女性の手の甲を撫で回し、胸を触り、自分の陰部を密着させた男。

情状証人で妻が呼ばれる。

この上ない戒めだろう。しかも2回目らしい。


「旦那さんが痴漢で逮捕された時どう思いました?」

「最悪の気分です」


スーツ姿で泣く夫。ガンを飛ばすギャル風妻。


弁護人の質問

「旦那さんはいま会社へはどうやって行っているんです?」

「私が送り迎えしています」

「毎日?」

「ほぼ毎日です。」

「それ以外は?」

「バスとか、電車とか…」

「電車?」

「駅まで送って、そこから電車乗ってます」

「……終わります」


検察の質問

「奥さん、旦那さん今電車で会社通ってるんですか?」

「たまに…。週1・2回ですが」

「保釈の誓約書、条件に毎日送り迎えをする、電車を使わないってありますが」

「えーっと、それはJRの事で、他の会社の電車を使っている感じです」

「他の会社の電車ならいいと?」

「はい」

「それで週に1・2回?」

「私が送り迎えできない時は毎回です」

「…あ、そうですか」


なんじゃそりゃー!検察もビックリ。

JR限定っていう条件も甘いけど、せめて裁判終わるくらいまでは電車乗るの控えんか?ていうか普通に考えてアカンやろ?


ちゃらんぽらんな被告人と正直な妻であった。

判決は知らん。

Comments


  • twitter
bottom of page